体内にためられている尿酸の総量を「尿酸プール」と呼んでいます。

尿酸プールは、常日頃から健康的な体を意識している人は、約1000~1200mgほど存在しています。

尿酸は痛風発作を引き起こす悪者で、尿酸が多ければ多いほど、それだけ尿酸値が高くなることで、腎臓に対して負担を大きくなり、痛風発作や関節を大きく痛めさせてしまうわけなんですね。

こうしたことから、体内には一定量の尿酸が存在するのではないかと言われています。

私たちの体でプリン体から作られる尿酸は1日に500~600mgくらいでその他に食物の中に含まれるプリン体が分解して尿酸が造られています。

尿酸プールの尿酸の量を一定に保つために体内で増加した分が主に尿とともに排出されます。

このような細かなことに対しては、なかなかわからないのが一般的だとは思いますが、血液中の尿酸が肝臓で濾過されて尿とともに排泄されるまでには少し複雑な経過を辿り、結果的に尿として排出することになります。

尿の中に含まれる尿酸は濾過された尿さんの10%ほどに過ぎませんから。

なぜ、このような複雑な仕組みを取って排泄するのか?この理由はまだ詳しくはわかっていないのが現在の医学です。

ただひとつわかっているのが、水に溶けにくい性質であるということだけです。

水に溶けにくいために、そのまま体外に排出されますので、腸を経由して便とともに排泄されます。

健康的な体の場合理想的な尿の流れをしますが、体の状態が悪いと、尿の色が濁っていたり、逆に透明になったりします。

尿酸の産生と排泄のバランスが崩れる原因として簡単に説明をすると、このような流れになります。

尿酸の産生が過剰になる要因
・プリン体の多い食事や大食
・飲酒
・激しい運動
・肥満
・がん
・遺伝的な要因
・ストレス
・大きな外傷、熱傷